
年末が近づくと、「年賀状を出さなきゃ」と気になりながらも、準備の手間や費用、住所録の管理が負担になっている方は少なくありません。特に、仕事や家事で忙しい、体調や介護の事情がある、連絡はLINEやメールが中心になったなどの状況だと、年賀状を続けること自体が重く感じられることもあります。
この記事では、年賀状じまいとは何か、失礼にならない伝え方やタイミング、相手別の文面の考え方までを、できるだけ分かりやすく整理します。年賀状じまいした後に年賀状が届いた場合の対応や、デジタルへの移行、住所録・個人情報の整理のポイントもまとめます。
まずは結論を短くまとめると、年賀状じまいを円満に進める方法は次の3つです。
- これまでの感謝を伝えたうえで、年賀状での挨拶を控える意思を丁寧に示し、関係を大切にする一言を添える
- 年賀状で伝えるか寒中見舞いで伝えるかを状況に合わせて選び、相手別に文面の丁寧さを調整する
- 今後の連絡手段を示し、住所録の整理や個人情報の処分まで含めて無理なく運用できる形に整える
終活の無料相談・無料資料請求を受け付けています!
あんしんの輪では
無料相談・無料資料請求受付中!
年賀状じまいとは何か
年賀状じまいとは、これまで続けてきた年賀状のやり取りを、今後は控える(やめる)ことを相手に伝えることです。単に出さないだけではなく、これまでのご縁への感謝を伝えつつ、今後は年賀状での挨拶を控える意思を丁寧に知らせるのが一般的です。
年賀状じまいは、人間関係を切るためのものではありません。年始の挨拶の方法を変える、負担を減らして暮らしを整える、といった目的で行われることが多く、伝え方次第で印象は大きく変わります。
年賀状じまいが増えている理由
年賀状じまいが広がっている背景には、生活スタイルの変化があります。郵便料金の負担、印刷や宛名書きにかかる時間、住所録管理の手間に加え、連絡手段がLINEやメール、SNSへ移ったことも影響しています。
- 年末年始が忙しく、作成時間を確保しにくい
- 印刷費やはがき代の負担が積み重なる
- 転居・退職などで住所録の更新が追いつかない
- デジタルで連絡できる相手が増えた
- 高齢や体調不良、介護などで作業が難しくなった
年賀状じまいのメリットとデメリット
メリット
- 年末の負担が減り、気持ちに余裕ができる
- 費用を抑えられる
- 住所録の管理や個人情報の取り扱いがシンプルになる
- 本当に大切な相手との連絡に時間を使える
デメリット
- 相手によっては寂しく感じたり、距離を置かれたと受け取る場合がある
- 年に一度の近況確認の機会が減る
- 仕事関係や目上の相手では、伝え方を誤ると角が立つことがある
デメリットは、伝え方や代替の連絡手段を添えることで小さくできます。
年賀状じまいは失礼なのか
年賀状じまい自体は失礼ではありません。むしろ、何も言わずに突然やめてしまうよりも、感謝を伝えて今後の方針を知らせるほうが丁寧です。
ただし、相手が年賀状文化を大切にしている場合や、目上・取引先など形式を重んじる関係では、言い回しやタイミングに配慮が必要です。「やめます」だけで終わらせず、これまでのご厚情へのお礼、今後も変わらぬお付き合いをお願いする一言を添えると、受け取り方が柔らかくなります。
やめる相手と続ける相手の整理のしかた
年賀状じまいは、全員に一斉に行う必要はありません。相手との関係性に合わせて、やめる・続ける・別の手段に切り替える、を分けると無理がありません。
- 年に一度の年賀状だけの関係で、近況を共有する必要が薄い相手
- 住所が古く、連絡も取れていない相手
- 職場や取引先など、会社の方針が変わった相手
- 親しいが、今後はLINEやメールで挨拶したい相手
- 高齢でデジタルが難しく、はがきのほうが安心な相手
迷う場合は、まず「今年は続けるが、来年以降は検討する」といった段階的な移行も現実的です。
年賀状じまいのタイミング
年賀状じまいは、相手に「突然感」を与えないことが大切です。年始の挨拶の流れの中で自然に伝える方法と、年明けに落ち着いて伝える方法があります。
年賀状で伝えるタイミング
もっとも一般的なのは、年賀状の文面の中で「本年をもって年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます」と伝える方法です。相手は年賀状を受け取る流れで読むため、違和感が少なく、丁寧に終える印象になります。
相手から毎年必ず届く関係や、年賀状が唯一の接点になっている相手には、この方法が向いています。
寒中見舞いで伝えるタイミング
年賀状を出さなかった場合でも、寒中見舞いで年賀状じまいを伝える方法があります。年賀状が届いてから返事をする形にもでき、相手への配慮が伝わりやすいのが特徴です。
年末に忙しくて年賀状の準備ができなかった、喪中で年賀状を控えた、など事情がある場合にも自然に使えます。
喪中や忌中と重なる場合の考え方
喪中の年は、新年の挨拶を控えるため、年賀状じまいを伝えるタイミングに迷いやすくなります。喪中はがきに年賀状じまいの趣旨を盛り込む方法もありますが、弔事の連絡に別の意図を混ぜることに抵抗がある場合は、寒中見舞いであらためて伝えるほうが落ち着きます。
転居や退職など節目での伝え方
転居、退職、子どもの独立、介護の開始など、生活の節目は年賀状じまいを伝えやすいタイミングです。相手も理由を想像しやすく、納得感が出やすくなります。理由は細かく書きすぎず、負担が増えた、生活が変わった、という程度に留めると角が立ちません。
年賀状じまいを誰に送るかの決め方
年賀状じまいの伝え方は、相手との関係で調整するのが基本です。同じ文面を全員に送るよりも、カテゴリ別に言い回しを変えたほうが円満です。
親族
親族は、年賀状のやり取りが慣習化していることが多く、急にやめると寂しさを感じる人もいます。親族の中でも、よく会う人はデジタルへ移行しやすい一方、年配の親族にははがきが安心というケースもあります。
- 年配の親族には、感謝と今後の連絡手段を丁寧に
- 会う機会が多い親族には、LINEや電話での挨拶を案内
友人
友人には、堅すぎない言い回しが合います。今後もつながりたい気持ちがある場合は「これからは別の形で連絡します」と添えると、関係が切れた印象になりにくいです。
職場や取引先
職場や取引先は、個人の気持ちよりも礼節が重視されます。会社として年賀状を控える方針になった、業務効率化の一環として、などの理由は伝えやすい一方、個人的事情を詳しく書く必要はありません。
関係性が強い相手には、年賀状とは別の形で年始の挨拶(メール等)を行う場合もあります。
ご近所・地域のつながり
地域のつながりは、距離が近いぶん、丁寧さが大切です。年賀状じまいを伝える場合は「今後は直接ご挨拶させていただきます」など、関係継続の姿勢が伝わる表現が向いています。
習い事や学校関係
学校関係や習い事の先生など、礼儀が必要な相手には、形式を整えた文面が無難です。子どもの卒業や進学などで関係が一区切りになる場合は、節目として伝えやすいです。
医師・恩師など目上の相手
目上の相手には、簡潔で丁寧な言い回しが安心です。「勝手ながら」「失礼ながら」といったクッション言葉を使い、これまでのお礼を明確に書きます。今後も連絡を続けたい場合は、連絡手段を添えると親切です。
高齢の相手に配慮した送り方
高齢の相手は、年賀状が楽しみになっている場合があります。いきなりやめるより、段階的に減らす、近況を電話で伝える、年に一度の寒中見舞いに切り替えるなど、相手の受け取り方に合わせた方法も検討できます。
年賀状じまいの基本マナー
年賀状じまいの目的は、相手を不快にさせずに、年賀状のやり取りを卒業することです。押さえるべき要素は多くありませんが、外すと印象が悪くなりやすいポイントがあります。
文面に入れるべき要素
- 新年の挨拶(または季節の挨拶)
- これまでのご厚情への感謝
- 年賀状での挨拶を控える旨
- 今後の関係は大切にしたい気持ち
- 必要に応じて、連絡手段や近況の一言
書かないほうがよい表現
相手に負担を押し付ける印象や、関係を切るように受け取られる表現は避けます。
- 今後は送らないでください(強すぎる言い方になりやすい)
- 面倒なのでやめます(理由が相手を不快にさせる)
- 年賀状は時代遅れ(価値観の否定に見える)
相手がどう受け取るかを意識し、柔らかい言い回しにします。
丁寧さの度合いを相手別に調整する
同じ年賀状じまいでも、相手によって最適な温度感は違います。目上や取引先には形式を整え、友人には少し軽やかに、親族には感謝を厚めにするなど、相手別に調整すると自然です。
一方的に切らない印象を作るポイント
年賀状をやめても関係を続けたい場合は、その意思が伝わる一言が効きます。
- 今後はお電話やメール等でご挨拶させていただきます
- 変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます
- お近くにお越しの際はぜひお声がけください
今後の連絡手段の示し方
相手との距離感に合う範囲で、連絡手段を示すと親切です。たとえば親しい相手にはLINEやメール、目上には電話やメール、ご近所には「直接ご挨拶」などがなじみやすいです。連絡先を印刷する場合は、住所録の扱いと同様に個人情報の観点も意識します。
個人情報の扱いと住所録の整理
年賀状じまいを機に、住所録や過去の年賀状を整理する人も多いです。住所録を更新しないまま保管し続けると、情報が古くなり、誤送付の原因にもなります。不要になった年賀状は、個人情報が読み取れないように処分し、データ化している場合はバックアップと削除の方針を決めておくと安心です。
年賀状じまいの文例
文例は、相手別に少し言い回しを変えるだけで、印象が大きく変わります。ここでは汎用性の高い表現を中心に紹介します。
定番の丁寧な文例
新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。勝手ながら本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
カジュアルな文例
あけましておめでとうございます。いつも年賀状をありがとう。恐縮ですが、今年を区切りに年賀状での挨拶はおしまいにしようと思います。これからはLINEやメールでも近況を共有できたらうれしいです。本年もよろしくお願いします。
親族向けの文例
新年おめでとうございます。いつも温かいお心遣いをありがとうございます。勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。これからも折に触れて近況をお知らせしますので、変わらぬお付き合いをお願いいたします。
職場・取引先向けの文例
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。誠に勝手ながら、本年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
目上の相手向けの文例
新年のご挨拶を申し上げます。日頃より温かいご指導を賜り、心より御礼申し上げます。勝手ながら本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
寒中見舞いでの年賀状じまい
年賀状じまいは年賀状で伝える方法が一般的ですが、寒中見舞いで丁寧に伝える方法もあります。年賀状を出さなかった年でも、相手への配慮を示しながら自然に伝えられるため、状況によっては寒中見舞いのほうが角が立ちにくいことがあります。
寒中見舞いの基本マナー
寒中見舞いは、松の内が明けた後に送る季節の挨拶です。文面は「寒中お見舞い申し上げます」のような季節の挨拶から始め、相手の健康を気づかう言葉、近況、結びの挨拶を入れるのが基本です。
- 年賀状のお礼や、年賀状を出さなかったことへのお詫びを添えられる
- 喪中で年賀状を控えた場合にも使いやすい
- 年賀状じまいの意図を落ち着いたトーンで伝えられる
送る時期の目安
地域や家庭の考え方で多少異なりますが、一般に松の内が明けてから立春頃までに送るのが目安とされます。相手から年賀状が届いた後に返す場合は、できるだけ間を空けずに準備すると丁寧です。
寒中見舞いで年賀状じまいを伝える文例
定番の丁寧な文例
寒中お見舞い申し上げます。ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。勝手ながら本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。厳寒の折、どうぞご自愛ください。
親しい相手への文例
寒中お見舞い申し上げます。年賀状ありがとう。恐縮だけど、今年を区切りに年賀状はおしまいにしようと思います。これからはLINEやメールでも気軽に近況をやり取りできたらうれしいです。寒い日が続くので、体に気をつけてね。
目上・仕事関係への文例
寒中お見舞い申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。誠に勝手ながら、本年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。厳寒の折、くれぐれもご自愛ください。
年賀状が届いたときの対応
年賀状じまいを伝えた後でも、相手から年賀状が届くことはあります。相手が見落としている場合もあれば、習慣で出している場合、やめたくない気持ちがある場合もあります。大切なのは、相手の気持ちを否定せず、こちらの方針を丁寧に保つことです。
年賀状じまいした後に届いたらどうするか
最初の1回は、寒中見舞いでお礼を伝えつつ、年賀状を控える方針をやわらかく再度書くと角が立ちにくいです。毎年届く場合は、返信を毎回するかどうかも含めて、自分の負担にならない線引きを決めます。
返事を出す場合の文面と注意点
返事を出すなら、相手の年賀状へのお礼、こちらが年賀状を控えること、今後の関係を大切にしたい気持ちを短くまとめると良いです。相手に「出さないでください」と強く求めるより、「控えさせていただきます」と自分側の方針として書くほうが柔らかい印象になります。
返事の文例
寒中お見舞い申し上げます。ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。勝手ながら年賀状でのご挨拶は控えさせていただいております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。厳寒の折、ご自愛ください。
電話やメッセージで返す場合
はがきを返す負担が大きい場合は、電話やメッセージでお礼を伝える方法もあります。特に親しい相手なら、短い一言だけでも十分に気持ちは伝わります。
- 年賀状ありがとう。今年から年賀状は控えることにしたけど、これからもよろしくね
- 年始のご挨拶ありがとう。寒いから体に気をつけてね
相手が年賀状じまいしてきた場合の受け止め方
相手から年賀状じまいの連絡が来た場合は、気持ちよく受け止めるのが円満です。無理に引き止めず「これまでありがとう」「今後もよろしく」と返すと、関係が続きやすくなります。
関係別の実務ポイント
年賀状じまいでつまずきやすいのは、相手によって「正解」が違う点です。関係別にポイントを押さえると、トラブルを避けやすくなります。
親族間のトラブルを避けるコツ
親族は「慣習」が強く、やめる理由を気にする人もいます。理由は詳しく書かず、感謝と今後の関係を大切にする気持ちを前に出すほうが無難です。特に年長者には、電話で一言添えるだけで印象が大きく良くなることがあります。
友人関係を保つコツ
友人には、距離が近いぶん、堅すぎる文面がよそよそしく感じられることがあります。年賀状はやめても、年に一度は連絡する、誕生日や季節の挨拶で短く連絡するなど、つながりを保つ工夫があると自然です。
職場・取引先で角が立たないコツ
仕事関係は、個人的事情よりも形式の整った表現が安心です。会社の方針として控える場合は、その趣旨を簡潔に伝え、今後はメール等で挨拶する旨を添えると丁寧です。相手の社風によっては年賀状を重視する場合もあるため、重要顧客などは社内の慣例も確認すると安心です。
地域のつながりでの配慮
自治会や町内会、近隣の方など、顔が見える関係では、はがきより直接の挨拶が喜ばれることもあります。「今後は直接ご挨拶させていただきます」と添えると、関係を続けたい姿勢が伝わりやすいです。
夫婦・家族で差がある場合の調整
夫にだけ届く、妻にだけ届く、子ども宛に届くなど、宛名の単位がばらつくことがあります。家族で年賀状じまいの方針を合わせておくと混乱が減ります。家族全体として控えるのか、個人ごとに判断するのかを決め、文面もそれに合わせて整えるとスムーズです。
年賀状じまいとデジタル移行
年賀状じまいは、挨拶自体をやめるのではなく、方法を変える選択でもあります。相手に合わせて、無理のない移行を考えると関係が続きやすくなります。
LINEやメールでの新年挨拶に切り替える
親しい相手には、LINEやメールでの新年挨拶が現実的です。文章は短くても構いませんが、相手の健康や近況に触れる一言があると丁寧です。
- あけましておめでとう。今年もよろしく。体に気をつけてね
- 新年おめでとう。昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします
SNSでの挨拶の向き不向き
SNSは一斉に挨拶できる反面、個別の関係性が薄く感じられることもあります。仕事関係や目上の方には向かない場合があるため、相手がSNSを使っているか、どの程度の距離感かを見て判断すると安心です。
住所を知らない相手とのつながり維持
年賀状をやめると、住所が分からない相手と自然に疎遠になりやすくなります。今後もつながりたい相手には、年賀状じまいの文面にメールアドレスや連絡方法を添える、年内のうちに連絡しておくなどの工夫が役立ちます。
デジタルが苦手な相手へのフォロー
高齢の方などデジタルが苦手な相手には、はがきを完全にやめず、寒中見舞いや暑中見舞いだけ残す方法もあります。年に一度の電話を習慣にするのも、関係を保つうえで有効です。
連絡先の更新と管理方法
デジタルへ移行する場合は、連絡先の整理が重要です。LINEの表示名が変わって誰か分からなくなる、メールアドレスが古いまま、ということも起きます。年賀状じまいを機に、連絡先を更新し、相手ごとに管理方法を決めておくと安心です。
年賀状じまいを決めた後にやること
年賀状じまいは、伝えたら終わりではなく、その後の整理で気持ちよく完了します。住所録やサービスの扱いを整えることで、来年以降の迷いが減ります。
住所録の整理とバックアップ
住所録は、残す人と残さない人を分けると扱いが楽になります。アプリやソフトで管理している場合はバックアップの方法も確認します。連絡先を完全に削除する必要はありませんが、使わない情報を放置すると誤送付の原因になるため、整理しておくのがおすすめです。
個人情報を安全に処分する方法
不要になった年賀状には住所や氏名が載っています。処分する場合は、シュレッダー、個人情報保護スタンプ、細断して可燃ごみに出すなど、読み取れない形にして処分します。自治体のルールに従い、無理のない方法を選びます。
年賀状アプリや印刷サービスの解約確認
年賀状作成アプリや印刷サービスを毎年使っていた場合、登録情報や自動保存データが残っていることがあります。使わないのであれば、住所録の取り扱い、データの削除方法、アカウントの解約手続きなどを確認しておくと安心です。
写真データやテンプレの整理
年賀状に使っていた家族写真やテンプレート素材は、保存先が散らばりやすいものです。必要なものだけをまとめ、不要なものは削除するなど、管理を整えると来年以降の迷いが減ります。
来年以降の新年挨拶のルール作り
年賀状じまい後の新年挨拶をどうするかを決めておくと、毎年悩まずに済みます。たとえば「親しい人にはLINEで」「目上にはメールで」「高齢の親族には寒中見舞いで」といったように、相手別にルール化すると運用が楽になります。
よくある悩みと解決策
相手にどう思われるか不安
不安がある場合は、理由を簡潔に添えると受け止められやすくなります。体調、介護、仕事の多忙などは一般的に理解されやすい理由です。細かい事情は書かず「負担軽減のため」程度に留めると角が立ちにくいです。
年上の親戚に言いづらい
年上の親戚には、感謝を厚めにし、今後も折に触れて連絡する意思を示すと安心されやすいです。可能なら、年賀状じまいのはがきとは別に、電話で短く伝えるだけでも印象が良くなります。
取引先だけ続けるべきか迷う
取引先に関しては、会社の慣例や担当部署の方針によって最適解が変わります。重要な取引先にだけ続ける、年賀状は控えて年始メールに統一する、などの方法があります。いずれの場合も、相手先との関係性と社内の運用を揃えることがポイントです。
夫だけ・妻だけ届く場合の対応
宛名が個人名で届く場合、家族まとめて年賀状じまいを伝えると違和感が出ることがあります。本人名義で年賀状じまいを伝える、家族としての挨拶を残す、など、宛名の単位に合わせて調整すると自然です。
家族の分もまとめてやめてよいか
家族宛の年賀状が多い場合は、世帯として控える方針にすることも可能です。ただし、子どもが個別に関係を築いている相手がいる場合は、本人の意思も確認しておくとトラブルが減ります。
年賀状じまいしたのに毎年届く
相手が見落としている可能性もあります。最初の年は寒中見舞いで丁寧にお礼と方針を伝える方法が無難です。それでも毎年届く場合は、返信を省略する、電話でお礼だけ伝えるなど、自分の負担にならない形に整えます。
相手の住所が分からない
住所が分からず年賀状じまいのはがきが送れない場合は、連絡が取れる手段で短く伝える方法があります。共通の知人を介する場合は、相手のプライバシーに配慮し、住所を勝手に共有しないよう注意します。
年賀状じまいを伝え忘れた
伝え忘れに気づいた場合は、来年の年賀状で伝えるか、寒中見舞いで伝えると自然です。遅れたこと自体を強く気にしすぎず、感謝と方針を丁寧に伝えることを優先します。
年賀状じまいに関するよくある質問
文面に理由は書くべきか
理由は必須ではありません。相手との関係や状況に応じて、簡潔に添えると納得感が出ることがあります。書く場合は、相手を否定する内容や、詳細すぎる個人的事情は避けるのが無難です。
病気や介護を理由にしてよいか
問題ありませんが、重くなりすぎない表現が安心です。「体調の都合で」「介護などで多忙なため」など、相手が受け止めやすい書き方にすると角が立ちにくいです。
年賀状じまいの後、年始の挨拶は必要か
必須ではありませんが、関係を続けたい相手には、メールやメッセージで短く挨拶すると良い印象になります。相手の負担にならない頻度で続けることが大切です。
喪中はがきとどちらが先か
喪中の場合は、まず喪中はがきで年始の挨拶を控える旨を知らせることが一般的です。年賀状じまいも伝えたい場合は、寒中見舞いで落ち着いて伝えると自然です。
会社として年賀状じまいする場合の注意点
会社として控える場合は、相手先に混乱が出ないように、社内で運用を統一することが大切です。年始の挨拶をメールや電話に切り替える場合は、宛先や文面のテンプレートも整えるとスムーズです。
まとめ
年賀状じまいは、年賀状のやり取りを卒業し、生活の負担を減らすための選択です。失礼にならないためには、感謝を伝え、やめる意思を丁寧に示し、関係を大切にする気持ちを添えることが重要です。
年賀状で伝える方法だけでなく、寒中見舞いで伝える方法もあり、状況に応じて選べます。相手との関係性に合わせて文面を調整し、必要ならデジタルでの挨拶や電話など別の形でつながりを保つことで、円満に移行できます。住所録や個人情報の整理まで含めて整えると、気持ちよく年賀状じまいを完了できます。
終活の無料相談・無料資料請求を受け付けています!
あんしんの輪では
無料相談・無料資料請求受付中!
